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【ASPのビジネスモデル(仕組み等)】


 ASPの仕組みと言うのは前ページで簡単に解説した通りですが、これをもう少し知的財産とする特許方面へも足を踏み込んだ形で解説を行ってみる事にします。

 特許と言う方向から見たASPの仕組み、構造等も、何かとご参考になるのではないかと思います。


 さて、知的財産、知的所有権等と呼ばれる特許の方では、如何様な形でASPの確立した仕組みと言うのは定義されているのでしょうか?

 因に、特許と言っても、細かく分類するとまたそこで細かく枝分かれのように種類が分かれるのですが、今回は、ビジネスモデル特許と言う所に視点を当て、各社ASPが取得している特許事例を幾つか列挙してみます。

 広告関係に関係するビジネスモデル特許は、実際に次のようなモノが有ります。

 尚、これで全てではありません。まだ他にも沢山の関係特許が有りますが、全ては紹介しきれませんので、大まかなモノを幾つかピックアップし、その内の一つを少し詳細に解説して行きます。

特許番号
通  称
特許権者
登 録 日
発 明 の 名 称
米5960411 ワンクリック特許 米アマゾン・ドットコム社 09/28/1999 Method and system for placing a purchase order via a communications network
米6029141 associates plan
米アマゾン・ドットコム社 02/22/2000 Internet-based customer referral system
affiliate program
米6157946 ハイパーシステム特許 グローバルメディアオンライン社
→ドメイン?←

12/05/2000

Communication system capable of providing user with picture meeting characteristics of user and terminal equipment and information providing device used for the same
3216812 08/03/2001 利用者の特性に応じた画像を提供する通信システム、並びに当該通信システムに用いる端末装置および情報提供装置
3440040   ファンコミュニケーションズ
A8.net
06/13/2003 ネットワーク広告配信管理・ポイント還元システム、ネットワーク広告配信管理・ポイント還元システムの管理サーバ及びコンピュータ読取り可能な記録媒体


 上から2番目の特許が、我々がアフィリエイトを活用する上では中心的なモデルになっていますので、これを少し詳細に説明を進めてみたいと思います。

 因に、アフィリエイトの流れ自体に関しては、特には真新しいと言ったようなモノ(手順)ではありませんので、この手順だけでは特に発明と言ったようなモノには該当しません。

 また、特許には次のような基本があり、これら全て満たしていない限り、特許とは認定されません。


  1.発明である事   2.新規性がある事   3.進歩性がある事



 この三つの事が当てはまらなければ、それは特許にはなりません。実用新案等の方面に傾いて行きます。

 しかし、インターネットやコンピュータが間に入れば、それは特許として認められるとの要件ともなっており、この手のビジネスモデル特許というのは、従来から確立されているような手法を、人手からコンピュータ等へ手順の課程で置き換える事により、発明と見なされるのです。

 アフィリエイトの大まかな仕組みを下図に纏めてありますので見てみて下さい。

アフィリエイト・プログラムの特許構成図

(1)ユーザ(消費者)は、提携管理サーバ(AS)へアクセスし、コンテンツを閲覧する。

 提携管理サーバ(AS)のコンテンツには、商品販売管理サーバへ登録された商品の何れかの商品カタログへとリンクされている。

(2)ユーザ(消費者)はコンテンツを閲覧中、商品に興味を持った場合、そのリンクをクリックする。

  これにより、ユーザ(消費者)のパソコン上には、商品販売管理サーバの商品カタログが表示される。

(3)ユーザ(消費者)がこの商品を購入したい場合、商品販売管理サーバに対し、商品IDを送信し、購入の申込を行う。

(4)商品購入の際、AS(提携者)のIDも一緒に商品販売管理サーバへ送る。

  これにより、提携者に対する成果報酬が記録される。


 このようなフロー(流れ)により、AS(提携者)はWEBサイト上で各種商品を紹介する。
 販売実績が上がれば、それらに応じた成果報酬を得る事が出来る。



 このフローの仕組と言うのは、従来から有る「代理店」・「ディーラー」・「取次」等と、基本的な部分では全く同じです。

  その違いは、販売の機会を得る為の触媒が、電話や郵送物からインターネットに変わっている点と、取り扱いに関し、従来のものでは、主に会社法人等が事業的に主軸として行っていたような事を、個人と言った小さな規模でも容易に取り扱いが可能になったと言う点です。門戸が大きく開いたと言った所でしょうか。

 勿論、従来から活用されている触媒もまだまだ健在です。

 尚、ASが成果報酬として得られる額は、従来からある触媒と比べると、参入可能となる範囲が大きく広く広がった反面、一つモノを売る機会を得た事で対価として支払われる報酬額と言うのは、従来の触媒と比較すると結構な開きはあります。

 しかし、ノルマ等のようなモノもASの場合には皆無ですから、安いなりに、それなりにと言ったような面はやはり有ります。

 さて、従来の場合との比較をしてみると解りますが、従来では、AS等の部分が、お店のような店舗であるとか、何処かの会社の受付窓口であると言った所が、インターネットASへ置き換わっただけです。

 また、ユーザである消費者が、WEBサイトを見てと言う所も、従来では、お店の店頭で商品を眺めたり、TVのCMや、送られて来たカタログ等のDM、新聞雑誌等へのチラシ等を見てと言ったような部分を、コンピュータのインターネットへ置き換えただけです。

 モノをユーザが購入する仕組みこそ表面的には変わりましたが、実際の大きな流れの中では、常に従来と同じような構造で流れ方が決まっているような所があります。

 アフィリエイトというのは、従来の形が少し変形しただけのモノであると言う事がこれでお解りになられた事かと思いますが、このように、古くから有る手法が基本の流れとしている事から、何ら新しい手段では無いと言う事がこれで解ります。

 従いまして、難しいと言う事もありません。仕組みも単純であり簡単なモノです。

 ASを貴方が行っていると言う事は、簡単に言うと、車のディーラーや、パソコンの販売、取次等を、貴方のホームページの上を仮想店舗と見立てて行っていると言うだけです。


参考リンク
米特許検索
特許庁 特許電子図書館トップページ
外国公報DB
STN の特許データベース

Internet-based customer referral system ・・・ affiliate programの特許明細詳細

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